用語集

AE減水剤

読み方
えーいーげんすいざい

AE減水剤(えーいーげんすいざい)とは、コンクリート用化学混和剤の一種で、Air Entraining and Water Reducing Admixture(空気連行性と減水性を兼ね備えた混和剤)の略称を指し、コンクリート練混ぜ時に微細な独立気泡を連行して耐凍害性・施工性を向上させるとともに、所定のスランプ(流動性)を確保するための単位水量を減らす効果を発揮する、現代コンクリート工事の標準混和剤である。JIS A 6204(コンクリート用化学混和剤)で標準形・遅延形・促進形の3種類が規定されており、減水率は標準形で4%以上、高性能AE減水剤では18%以上が達成される。AE減水剤を使用するメリットは、第一に「耐凍害性の向上(微細気泡が凍結時の膨張圧を吸収)」、第二に「単位水量低減による高強度化」、第三に「ワーカビリティ向上」、第四に「ブリーディング・材料分離の抑制」、第五に「乾燥収縮ひび割れの低減」などである。代表メーカーは、BASF(マスタービルダーズ)、シーカ・ジャパン、Denka、フローリック、エヌエムビー(NMB)、ポゾリスソリューションズ、三洋化成工業、グレースケミカル、竹本油脂など。マンション・ビル・ホテルの新築・大規模修繕工事におけるコンクリート補修工事(断面修復・打継部補修・床補修)にもAE減水剤入りモルタル・コンクリートが使用される。明誠フランチャイズの構造補修工事専門会社では適切な混和剤選定により高品質な補修施工を実現。JCSAでもコンクリート関連の技術セミナーを開催している。

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