用語集

ACSR

読み方
えーしーえすあーる

ACSR(えーしーえすあーる)とは、Aluminum Conductor Steel Reinforced(鋼心アルミより線、鋼芯アルミ撚り線)の略で、送電線・配電線・架空線として広く採用される、内部に鋼線(強度確保)・外周にアルミ線(導電性確保)を撚り合わせた複合構造の電線を指し、電力インフラの基幹電線として現代電力系統の中核を成す重要電線製品概念である。ACSRの構造は、内側に高張力鋼線(亜鉛めっき鋼線、強度確保)、外側に純度99.5%以上のアルミニウム線(導電性)を撚り合わせた構造で、第一に「高い引張強度(鋼線による)」、第二に「優れた導電性(アルミ線による)」、第三に「軽量性(アルミの軽さ)」、第4に「腐食耐性」、第5に「径間長の長径化(強度による)」、第六に「経済性(銅線より安価)」などの特性を兼ね備える。送電線業界では、ACSRは最も標準的な架空送電線として、66kV〜500kV超高圧送電線・配電線で広く採用されている。代表メーカーは、住友電気工業、フジクラ、日立電線、古河電工、東京特殊電線など。建設業界との関連は、送電鉄塔の建設・改修・点検が建設業の特殊工事領域に該当し、ロープアクセス工法は送電鉄塔の点検・補修にも適用される。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事との直接的関連は限定的だが、明誠フランチャイズの電気工事専門会社は各種電線・配線工事に対応し、JCSAでも電気・送配電関連セミナーを開催している。

← 用語集一覧へ戻る

お気軽にご相談ください!