用語集

AD

読み方
えーでぃー

AD(えーでぃー)とは、Advertising Feeの略で、賃貸不動産業界の慣習として、貸主(オーナー)から仲介業者(不動産仲介会社)に支払う広告料・成功報酬を指し、空室期間の短縮・成約促進を目的とした業界独自の商慣行概念である。一般的に賃貸物件の成約時には、借主(入居者)から仲介手数料が支払われる(家賃の0.5〜1ヶ月分)が、空室が長期化する物件・人気の低いエリアの物件・繁忙期外の物件では、貸主が追加でADを仲介業者に支払うことで、その物件への営業優先度を高めてもらう仕組みである。ADの相場は家賃の0.5〜2ヶ月分が一般的で、市況・物件特性・空室期間に応じて変動する。法律上は明確な規制はないが、宅建業法上の媒介報酬規制との関係で「媒介報酬とは別の広告料」として整理される。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事との直接関連は薄いが、収益不動産オーナーにとっては修繕費用と並ぶ重要な維持コストであり、修繕によって物件競争力を高めることでADコスト削減効果が期待できる。明誠では収益不動産オーナーの長期収益視点に立ち、修繕投資による空室率低減・賃料維持・AD削減効果も含めた包括提案を行っている。JCSAでも不動産業界の経営支援関連セミナーを開催し、加盟会社の経営力強化を支援している。

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