用語集
液状化
読み方
えきじょうか
液状化(えきじょうか)とは、地震の強い揺れによって、地下水を含んだ砂質地盤が一時的に液体のように流動化する現象を指し、建物の傾斜・沈下・地中埋設物(マンホール・配管)の浮上などの深刻な被害を引き起こす地震災害の重要メカニズムのひとつである。液状化のメカニズムは、第一に「砂粒子は通常、互いに接触して支え合う構造(骨格構造)を形成」、第二に「地震動により砂粒子間の構造が崩れ、間隙水が圧力上昇」、第三に「間隙水圧上昇により砂粒子間の有効応力が低下」、第四に「有効応力低下で地盤強度が失われ、砂が液体のように流動」、第五に「揺れ収束後、水が排出され地盤が再圧密、地盤沈下発生」という流れである。1964年新潟地震・1995年阪神淡路大震災・2011年東日本大震災(特に千葉県浦安市・茨城県神栖市・東京湾岸エリアで深刻な被害)・2016年熊本地震などで大規模な液状化被害が発生している。液状化リスクの高い地盤は、第一に「埋立地・干拓地」、第二に「旧河川敷・池沼跡地」、第三に「砂質土の沖積層」、第四に「地下水位の高い地盤」などである。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事との関連では、液状化被害物件の傾斜・沈下修正工事、地盤改良工事、配管更新工事などが派生する場面がある。明誠ではフランチャイズ加盟会社と連携した多様な工事に対応可能。JCSAでも防災・地盤関連セミナーを開催している。

