用語集

液状化判定

読み方
えきじょうかはんてい

液状化判定(えきじょうかはんてい)とは、地盤の液状化発生可能性を定量的に評価する地盤工学的手法を指し、現代の建築物・土木構造物の設計における重要な地盤評価プロセスである。液状化判定は、建築基準法施行令第88条・国土交通省告示第1113号・道路橋示方書・建築基礎構造設計指針(日本建築学会)等の基準で規定されており、新築建築物の設計時に必要に応じて実施される。代表的な判定手法は、第一に「FL値法(Liquefaction Factor、液状化抵抗率、土層別の液状化抵抗を地震動の繰返しせん断応力比で除した値、1.0未満で液状化発生と判定)」、第二に「PL値法(Liquefaction Potential Index、液状化指数、各層のFL値を深さで重み付け合計、5以下で被害軽微・15超で被害大と判定)」、第三に「Iw値法(液状化抵抗指数)」などである。判定に必要なデータは、第一に「ボーリング標準貫入試験(N値)」、第二に「土質試験(粒度分布・密度・含水比)」、第三に「地下水位」、第四に「対象地震動の最大加速度・マグニチュード」などである。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事との関連では、既存物件の耐震診断時に液状化判定が実施される場面があり、診断結果に応じて補強工事の計画が立案される。明誠ではフランチャイズ加盟会社の構造設計事務所と連携した診断・補強工事にも対応可能。JCSAでも防災・地盤関連セミナーを開催している。

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