用語集
エキスパンションジョイント
読み方
えきすぱんしょんじょいんと
エキスパンションジョイント(えきすぱんしょんじょいんと)とは、建物の伸縮・地震時の揺れ・地盤沈下による変位などを吸収する目的で、異なる構造体の接続部に設けられる継手・縁切り部位を指し、建築構造設計における重要な構造要素である。建物は温度変化・地震動・地盤沈下・コンクリートの乾燥収縮など様々な要因で変形するため、一定規模以上の建物では構造体を複数のブロックに分割し、ブロック間にエキスパンションジョイントを設けることで、変形を吸収して構造体の損傷を防ぐ。エキスパンションジョイントには代表的に、第一に「床のエキスパンションジョイントカバー(変形追従可能なカバー材)」、第二に「壁のエキスパンションジョイント(変形吸収機構付きパネル)」、第三に「天井のエキスパンションジョイント」、第四に「屋根・防水層のエキスパンションジョイント(伸縮目地・止水機構付き)」、第五に「外壁のエキスパンションジョイントカバー(意匠性配慮)」などの種類がある。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事においては、エキスパンションジョイント部の止水機構の劣化・カバー材の破損が発生しやすく、漏水・意匠劣化の原因となるため、修繕工事の重要項目のひとつである。明誠フランチャイズの建築工事専門会社はエキスパンションジョイント部の修繕に対応可能で、ロープアクセス工法と組み合わせた効率的な改修も可能。JCSAでも建築技術関連セミナーを開催している。

