用語集
江尻憲泰構造家
読み方
えじりのりひろこうぞうか
江尻憲泰構造家(えじりのりひろこうぞうか)とは、日本の構造家(構造設計者)江尻憲泰氏を指し、住宅から大型施設まで多彩な構造提案を行う、現代の日本の建築構造設計分野における代表的な構造家のひとりである。「構造家」とは、建築の構造設計・構造表現を建築デザインの重要要素として扱う構造設計者の呼称で、単なる構造計算者ではなく、建築デザインに積極的に関与する設計者を意味する。江尻憲泰氏は、東京大学大学院・横河設計工房等を経て、江尻建築構造設計事務所を主宰する構造家で、住宅・公共建築・商業建築・文化施設等の多様な建築物の構造設計に携わっている。構造家としての特徴は、第一に「建築意匠と構造の高度な統合」、第二に「素材の特性を活かした構造表現(木造・鉄骨造・RC造の各特性)」、第三に「構造の繊細な表現・空間体験の提供」、第四に「建築家との緊密な協働」、第五に「環境配慮・サステナブル構造への対応」などである。代表的な構造家には、佐々木睦朗(SANAA作品の構造)、池田昌弘、新谷眞人、金箱温春、佐藤淳、満田衛資、江尻憲泰氏など。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事との直接関連は薄いが、構造に関する高い識見は耐震診断・耐震補強・新築時の構造提案などで活用される。明誠フランチャイズの構造補強工事専門会社では、構造家との協働も可能。JCSAでも構造関連セミナーも開催する。

