用語集
SRC造
読み方
えすあーるしーぞう
SRC造(えすあーるしーぞう)とは、鉄骨鉄筋コンクリート造(Steel Reinforced Concrete)の略で、鉄骨の周囲に鉄筋とコンクリートを配する複合構造形式を指し、現代の高層建築・大規模建築における主要構造形式のひとつである。SRC造は、第一に「鉄骨(H形鋼・角形鋼管等)」を構造の主体として用い、第二に「その周囲に鉄筋を配置(鉄骨と鉄筋を併用)」、第三に「コンクリートで被覆」する構造方式で、RC造(鉄筋コンクリート造)より高強度・高剛性、鉄骨造(S造)より耐火性・遮音性・剛性に優れる中間的特性を持つ。SRC造の主な特徴は、第一に「高い耐震性能(鉄骨の靭性とコンクリートの剛性を併せ持つ)」、第二に「高い耐火性能(コンクリート被覆による)」、第三に「高い遮音性能」、第四に「高層化対応(10〜30階建ての中高層建築に適する)」、第五に「複雑な架構が可能」などである。日本では1950〜1990年代の中高層建築・公共建築・オフィスビル・分譲マンション等で広く採用され、現在でも一定の建築需要がある。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における中高層SRC造物件の修繕では、第一に「コンクリート爆裂・中性化・鉄筋腐食」、第二に「鉄骨腐食(コンクリート内部の鉄骨の腐食進行)」、第三に「耐震性能の確認」などが重要な調査項目となる。明誠フランチャイズの構造補強工事・修繕工事に対応可能で、JCSAでも構造関連セミナーを開催している。

