用語集

SI住宅

読み方
えすあいじゅうたく

SI住宅(えすあいじゅうたく)とは、Skeleton Infillの略で、住宅の構造体(スケルトン)と内装・設備(インフィル)を分離した設計思想で建てられた住宅を指し、現代の住宅設計における重要な概念のひとつである。SI住宅の基本思想は、第一に「スケルトン(構造躯体)は長寿命(100年級の耐用年数)で設計」、第二に「インフィル(内装・設備)は短寿命(30年程度で更新)に対応可能な設計」、第三に「インフィル更新時にスケルトンを傷めずに改修可能」、第四に「住戸の自由度高い設計(間取り変更可能)」、第五に「居住者ライフスタイル変化への対応」などである。SI住宅は1980年代の日本でNEXT21(大阪ガス実験住宅)等で実証実験が行われ、その後、長期優良住宅制度・100年住宅・スケルトン定期借地権制度等の普及とともに、実用化が進んでいる。SI住宅の主な特徴は、第一に「長寿命住宅(建替えコスト・廃棄物削減)」、第二に「ライフスタイル変化への対応(間取り変更・設備更新の容易性)」、第三に「資産価値の長期維持」、第四に「サステナビリティ(廃棄物削減・建設資材削減)」、第五に「インフィル業界の活性化」などである。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事との関連では、SI住宅は修繕・改修のしやすさが大きな利点で、特に専有部リフォーム・設備更新が容易に行える特性を持つ。明誠ではSI住宅対応の改修工事にも対応可能で、JCSAでも住宅設計関連セミナーを開催している。

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