用語集
SE構法
読み方
えすいーこうほう
SE構法(えすいーこうほう)とは、集成材と専用金物(SE金物)を用いて剛接合する木造ラーメン構造工法を指し、株式会社エヌ・シー・エヌが開発・展開する、現代の木造建築における主要構造形式のひとつである。「SE」はSafety Engineering(安全工学)あるいはStructural Engineering(構造工学)を意味する。SE構法の主な特徴は、第一に「すべての建物で構造計算を実施(許容応力度計算)」、第二に「集成材活用(強度・寸法安定性に優れる構造用集成材)」、第三に「SE金物による剛接合(梁・柱・接合部の高強度接合)」、第四に「ラーメン構造(柱・梁を剛接合した門型架構)」、第五に「自由な間取り(耐力壁を最小化、大開口・大スパン可能)」、第六に「高い耐震性能(耐震等級3対応、耐震性能の見える化)」、第七に「3〜4階建ての木造建築物にも対応」などである。SE構法は2000年代以降の日本で急速に普及し、戸建住宅・店舗・賃貸物件・低層共同住宅等で採用が拡大している。代表的な建築物には、ICONIC HAUS、店舗建築、保育園、4階建て住宅等がある。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事との直接関連は限定的だが、木造建築の耐震診断・補強工事・改修工事で関連する場面がある。特に低層共同住宅・賃貸物件の長期保全計画でSE構法理解が重要となる。明誠フランチャイズの建築工事専門会社と連携した多様な工事に対応可能で、JCSAでも構造関連セミナーを開催している。

