用語集

SfM技術

読み方
えすえふえむぎじゅつ

SfM技術(えすえふえむぎじゅつ)とは、Structure from Motion(動きから構造を復元)の略で、複数の写真から3次元構造を復元する画像処理・コンピュータビジョン技術を指し、現代の建築・土木・文化財・地形測量等の分野における重要な3Dデータ取得技術である。SfM技術の基本原理は、第一に「異なる視点から撮影した複数枚の写真を解析」、第二に「写真間の対応点(同じ被写体の特徴点)を抽出」、第三に「カメラ位置・向きと被写体の3次元座標を同時推定(バンドル調整)」、第四に「点群(Point Cloud)・3Dメッシュ・3Dモデルとして出力」というプロセスである。SfM技術の特徴は、第一に「コスト効率の高さ(高価な3Dスキャナー不要、一般カメラ・スマートフォンでも対応可能)」、第二に「アクセス困難な対象でも対応可能(ドローン撮影との組合せ)」、第三に「カラー情報・テクスチャ情報も同時取得(フォトリアリスティックな3Dモデル)」、第四に「大規模対象にも対応可能(建物全体・地形等)」、第五に「文化財・歴史的建築物の保存にも活用」などである。建築分野では、第一に「既存建築物のBIM化(外形3Dモデル化)」、第二に「修繕計画・改修設計の3D化」、第三に「ドローン撮影による屋根・外壁の3D化」、第四に「施工状況の3D記録」などで活用される。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における外壁・屋根の劣化診断にSfM技術の活用が進んでおり、明誠でもデジタル技術を活用した診断・提案を推進している。JCSAでもDX・建築技術関連セミナーを開催している。

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