用語集
エスケーエポサビα
エスケーエポサビαとは、エスケー化研株式会社が製造・販売するエポキシ樹脂系のさび止め塗料(防錆プライマー)で、鉄部の下地処理段階で塗布される下塗用塗料の代表的製品の一つである。エポキシ樹脂は耐薬品性・耐水性・付着性・防錆性に優れた合成樹脂で、鉄部塗装における下塗(プライマー)の中核材料として広く用いられている。エスケーエポサビαは、(1)優れた防錆性能(亜鉛系防錆顔料配合)、(2)強固な下地付着性、(3)旧塗膜・劣化塗膜の上からの塗装適性、(4)次工程塗料への密着性、(5)2液型による高い塗膜性能、(6)施工性の良さ、などの特徴を備え、マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における鉄部下塗工程の標準的選択肢となっている。塗料の構造は2液型(主剤+硬化剤)で、現場で混合してから一定の可使時間(ポットライフ、20℃で2〜4時間程度)内に使い切る必要がある。塗布方法は、刷毛塗り・ローラー塗り・スプレー塗りすべてに対応し、現場の作業条件・施工面積・形状に応じて使い分けられる。塗布量は通常1回塗りで0.10〜0.15kg/㎡、乾燥膜厚で30〜50μm程度が標準で、塗装回数は1回または2回が一般的である。乾燥時間は20℃で4時間(指触乾燥)、24時間(半硬化乾燥)、7日間(完全硬化)が標準で、次工程の中塗(ウレタン中塗・シリコン中塗・無機中塗等)は乾燥後8〜24時間以内に塗布することで層間付着性を最大化できる。マンション大規模修繕工事における鉄部下塗で使用される代表的な部位は、外壁手すり・階段手すり・鉄製ドア・配管・換気フード・避難ハッチ・面格子・庇・ベランダ手すり子・玄関ドア枠などで、明誠グループはロープアクセス工法を活用しつつエスケーエポサビαを含む高品質な鉄部塗装システムで建物の美観・機能性・耐久性向上を実現している。

