用語集

S造

読み方
えすぞう

S造(エスぞう、Steel Structure)とは、建築構造種別の一つで、鉄骨(Steel)を主要構造材として用いる建築物の構造方式を指す「鉄骨造」の略称である。S造は、鉄筋コンクリート造(RC造)・木造(W造)・鉄筋鉄骨コンクリート造(SRC造)・鉄骨鉄筋コンクリート造(同SRC造)・組積造(CB造)などと並ぶ主要な構造種別の一つで、特に中高層オフィスビル・商業ビル・工場・倉庫・物流施設・体育館・ホール・橋梁などで広く採用される。S造の特徴は、(1)鉄骨の高い強度と靭性により、長スパン・大空間の実現が可能、(2)軽量で地震時の慣性力を抑制できる、(3)工場製作・現場組立の工程分離により工期短縮、(4)構造材の寸法精度が高い、(5)増改築・解体撤去が容易、(6)リサイクル性に優れる、(7)防錆塗装・耐火被覆が必要、などである。S造の主な構造形式には、(A)ラーメン構造(柱・梁を剛接合)、(B)ブレース構造(筋交いで水平力を負担)、(C)トラス構造(三角形を組み合わせた架構)、(D)ストラクチャー構造(特殊な立体構造)、などがあり、建物用途・規模・設計要求に応じて選定される。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事におけるS造建物の修繕では、鉄骨の腐食診断・防錆塗装・耐火被覆の点検・補修などが重要な施工項目となり、明誠グループは鉄骨専門の協力業者と連携して、適切な修繕計画を提案する体制を整えている。

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