用語集

SD390

読み方
えすでぃーさんびゃくきゅうじゅう

SD390(エスディーさんきゅうじゅう)とは、JIS G 3112「鉄筋コンクリート用棒鋼(Steel Bars for Concrete Reinforcement)」に規定される鉄筋の種類記号の一つで、「SD」は異形棒鋼(Steel Deformed bar)、「390」は引張強さ390N/mm²以上の高張力鋼を意味する。SD390は、鉄筋コンクリート造(RC造)建物の主筋・配筋に用いられる代表的な鉄筋で、(1)降伏点390N/mm²以上、(2)引張強さ560N/mm²以上、(3)伸び率16%以上、などの強度特性を持つ。SD390の上位グレードには、SD490(降伏点490N/mm²以上)、SD685(降伏点685N/mm²以上)などがあり、構造設計・耐震性能要求に応じて使い分けられる。下位グレードのSD295(降伏点295N/mm²以上)と比較して、SD390は同じ断面積でより大きな荷重に耐えられるため、(A)配筋本数の削減(鉄筋密集の回避)、(B)構造体の軽量化、(C)施工性の向上、(D)コスト削減、などのメリットが得られる。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事におけるRC造建物の構造補強・耐震補強工事では、SD390を含む高張力鉄筋の取扱い知識が必須であり、明誠グループは構造設計者・鉄筋専門業者と連携した適切な補強計画を提案する体制を整えている。鉄筋の選定は構造安全性・耐震性能・施工性・コストを総合的に検討した上で決定される重要事項である。

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