用語集
エスニック
読み方
えすにっく
エスニックとは、建築・インテリア・デザイン分野で用いられる用語で、「Ethnic(民族の・民族的な)」を意味し、特定の民族・地域・文化に由来する伝統的な意匠・素材・色彩・パターン・工芸技術などを取り入れたデザイン傾向を指す。エスニックスタイルの代表的な要素には、(1)天然素材(木・竹・籐・麻・綿・羊毛・革等)、(2)民族的な色彩(鮮やかな赤・黄・緑・青・茶系の組合せ)、(3)民族的なパターン(幾何学模様・植物模様・動物模様・伝統的文様)、(4)民族的な工芸品(陶器・織物・染物・木彫り・金属工芸)、(5)民族的な意匠(インドネシア・タイ・モロッコ・メキシコ・アフリカ・中近東・中央アジア等)、(6)手作り感(職人の手仕事による温かみ)、などが挙げられる。エスニックスタイルは、1970年代の世界的なヒッピー文化・カウンターカルチャーの影響で広がり、1990年代以降は「グローバルスタイル」「インターナショナルスタイル」「ボヘミアン」「ジプシー」などの派生スタイルを生み出している。建築・インテリア分野では、(A)住宅の居室・寝室・書斎、(B)ホテルのロビー・客室(特にリゾートホテル)、(C)レストラン・カフェ・バー(民族料理店)、(D)店舗・ブティック・雑貨店、(E)公共施設(多文化共生施設)、などで採用される。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における内装更新で、エスニックスタイルを志向する建物オーナー・テナントに対しては、明誠グループは内装フランチャイズ加盟店と連携した提案を行う体制を整えている。

