用語集
Sフロア3mm厚
Sフロア3mm厚とは、ロンシール工業株式会社の床用塩ビシート「Sフロアシリーズ」の中でも、シート総厚3.0mmとして規格化された重歩行対応の厚物床材を指す。塩ビシート床材の標準厚さは1.5mm(軽歩行用)・2.0mm(中歩行用)・2.5mm(中重歩行用)・3.0mm(重歩行用)・4.0mm以上(超重歩行・工場用)など複数のバリエーションがあり、用途・歩行頻度・荷重条件に応じて適切な厚さを選定する。Sフロア3mm厚は、(1)厚さによる耐摩耗性・耐衝撃性・耐へこみ性の高さ、(2)下地の微細な凹凸を吸収して平滑な仕上がりを実現、(3)防音性・防振性の高さ、(4)熱伝導性の低さによる足元の温かさ確保、(5)長期耐久性(10〜15年以上)、といった多面的なメリットを提供する。主な適用先は、商業施設の通路・店内、ホテルのロビー・エレベーターホール・廊下、医療施設の待合室・診察室、教育施設の廊下・特別教室、オフィスのフロント・廊下、マンションの共用廊下・エントランスホール、介護施設の居室・共用部、など多人数の頻繁な歩行・台車・車椅子の通行が想定されるあらゆる空間である。シートの構成は、(A)表面摩耗層(耐摩耗・耐汚染)、(B)プリント層(意匠表現)、(C)クッション層(防音・防振・歩行感)、(D)バッキング層(接着性・寸法安定性)、の多層構造となっており、3mm厚はそれぞれの層を厚く設計することで総合性能を最大化している。色調は石目調・木目調・無地・モザイク調など多彩で、施設のインテリアコンセプトに応じて選定できる。施工は熱風溶着(ウェルダー)またはコールド継ぎ工法で行い、継ぎ目の防水性・耐久性を確保する。明誠の大規模修繕案件においては、共用廊下・エントランスホール・エレベーターホールなどの床更新でSフロア3mm厚が頻繁に採用され、フランチャイズ加盟の内装専門会社と連携して長期耐久性ある高品質仕上を提供している。

