用語集
SUシリーズゴンドラ
SUシリーズゴンドラとは、ゴンドラメーカー各社が製造販売する「SUシリーズ」と命名された建物外装メンテナンス用恒設ゴンドラ・常設ゴンドラ製品群を指し、超高層ビル・タワーマンション・大型商業施設・ホテルなど、外装メンテナンスの頻度が高く専用恒設ゴンドラ設備が必要な大規模建物向けに開発された産業用昇降設備である。屋上に固定されたモノレール・ジブクレーン・ピボットアームから吊り下げられたゴンドラ作業床(一般にL=3〜8m、W=0.7〜1.0m)が、ステンレスワイヤーロープ・電動ウインチ・安全装置(落下防止装置・過巻防止装置・非常停止装置)と組み合わされて構成される。SUシリーズの特徴として、(1)モジュール式構造により建物形状に応じた柔軟なレイアウトが可能、(2)耐風設計・耐震設計が建築基準法・労働安全衛生法・JIS B 8466に準拠、(3)作業床の耐荷重300〜500kg・乗員2〜4名対応、(4)操作はマニュアル操作・自動運転両対応、(5)長期保全契約と組み合わせた信頼性確保、といった点が挙げられる。主な用途は、ガラスカーテンウォールの清掃・点検・補修、外壁タイル・ALC板・パネルの調査・補修、シーリングの打替え、塗装の塗替え、看板・サインの点検・交換などである。明誠は大規模修繕事業を主軸とするが、フランチャイズ加盟のゴンドラ・ロープアクセス専門会社と連携することで、SUシリーズゴンドラと併用したロープアクセス工事のハイブリッド提案も可能で、長期メンテナンスコストの最適化提案で差別化を図っている。さらにSUシリーズゴンドラに関連する業界動向としては、近年の建設市場における人手不足・働き方改革(2024年問題)への対応として、施工自動化・省人化・遠隔監視・BIM/CIM活用・ロボット技術の導入が急速に進んでおり、SUシリーズゴンドラ関連製品・工法・サービスの分野でもDX対応・データ連携・品質トレーサビリティ確保が重視されつつある。また、カーボンニュートラル・サステナビリティ・サーキュラーエコノミーへの社会的要請を受けて、低炭素材料・リサイクル材活用・廃材削減・長寿命化技術の研究開発が活発に行われている。法令面では、建築基準法・建設業法・労働安全衛生法・廃棄物処理法・大気汚染防止法・建設リサイクル法・省エネ法・脱炭素関連法令の改正動向が継続的にウォッチされる必要があり、最新の規格・規制・補助金制度に追従することが事業者の競争力維持に不可欠である。明誠グループは、マンション・ビル・ホテルの大規模修繕事業を主軸としつつ、ロープアクセス工法のフランチャイズ全国展開を通じて、塗装・防水・タイル・電気・看板など各分野の専門職を結集した日本でも稀有なネットワークを構築している。一般社団法人全国建設業支援協会(JCSA)の運営を通じて、業界向け経営支援・オンラインセミナー・リアル交流会・ビジネスマッチングを提供し、加盟事業者の経営力・技術力・営業力の総合的な底上げを支援している。SUシリーズゴンドラに関する最新情報も、JCSA経由で全国の加盟事業者に共有される体制が整っており、収益不動産オーナー向けの高品質な提案を実現する基盤となっている。

