用語集
あと施工アンカー
読み方
あとせこうあんかー
あと施工アンカーとは、既に硬化したコンクリート躯体に対して、後から穿孔・挿入して定着させる金属製アンカーボルトの総称で、新築時に予めコンクリートに埋め込む「先付けアンカー」に対する概念である。建築・土木の設備工事・改修工事・補強工事において、コンクリート躯体に各種機器・配管・配線・補強材・看板・避雷設備・換気扇・エアコン室外機・手すり・足場・防護柵・落下防止ネット・ロープアクセス支点などを後付けで固定するために不可欠な部材である。あと施工アンカーは大別すると、(1)「メカニカルアンカー(金属系)」と(2)「接着系アンカー(ケミカル系)」の2系統に分かれる。メカニカルアンカーはさらに「打込み式(拡張式)」「締付け式」「内部コーン打込み式」などに細分され、施工速度が速く即時荷重を伝達できる特徴がある。接着系アンカーはエポキシ樹脂・不飽和ポリエステル樹脂・ハイブリッド樹脂などを孔内に注入してアンカーボルトを定着させる方式で、振動・引抜荷重への抵抗が大きく、近接縁端・薄肉躯体・狭ピッチ配置でも採用できる利点がある。日本建築あと施工アンカー協会(JCAA)が施工士資格制度を運営し、第1種・第2種の認定資格者による施工が公共工事等で標準化されている。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事では、外壁補強・タイル落下防止・看板取替・避雷設備更新・空調機更新・ロープアクセス支点設置などで頻繁に使用され、明誠はJCAA認定施工士を擁する協力業者ネットワークで品質保証施工を提供する。

