用語集
アイエムペイ
読み方
あいえむぺい
I.M.ペイ(Ieoh Ming Pei、貝聿銘、1917-2019)とは、中国系アメリカ人建築家で、20世紀後半から21世紀初頭の世界的建築界を代表する巨匠の一人である。1917年中国広州生まれ、1935年に渡米しMIT(マサチューセッツ工科大学)建築学科を卒業、ハーバード大学大学院でヴァルター・グロピウス(バウハウス創設者)に師事した。代表作には、フランス・パリのルーヴル美術館ピラミッド(1989年、ガラス製ピラミッドの建設は当初激しい論争を呼んだが現在は世界的に愛される名作)、香港の中銀タワー(1990年)、米国ワシントンDCのナショナル・ギャラリー東館(1978年)、日本の滋賀県甲賀市MIHO MUSEUM(1997年、桃源郷をテーマとした神秘的建築)、カタール・ドーハのイスラム美術館(2008年)、ボストン公共図書館・JFK図書館などがある。1983年にプリツカー賞(建築界のノーベル賞)受賞、米国大統領自由勲章・フランスレジオン・ドヌール勲章など多数の栄誉に輝いた。設計哲学は「光と幾何学」「文化と時代の融合」「過去と未来の対話」で、モダニズムの精神を保ちつつ、地域文化・歴史的文脈を尊重する姿勢が世界的に評価される。マンション大規模修繕とは直接の関連はないが、世界的建築巨匠の代表作は明誠ようなロープアクセス工法専門会社にとっても、文化財・近代建築の保全という長期視点での仕事を考える上で重要な参照点となる。JCSAの経営支援セミナーでも、建築デザイン・文化的価値の文脈で言及されることがある。

