用語集
アイジーサイディング
アイジーサイディングとは、アイジー工業株式会社が製造販売する金属系サイディング(外装材)の主力ブランド名で、ガルバリウム鋼板や高耐食めっき鋼板を表面材として用い、芯材に硬質ウレタンフォームを充填した断熱複合外装パネルの総称である。1980年代に登場し、その後40年以上にわたって戸建住宅・マンション・ビル・倉庫・工場・店舗などの新築・リフォーム市場で広く採用され、日本の金属系サイディング市場におけるリーディング製品の地位を確立している。標準的な仕様は、表面材:ガルバリウム鋼板0.27〜0.35mm厚+フッ素樹脂塗装または高耐候塗装、芯材:硬質ウレタンフォーム15〜18mm厚、裏面材:アルミ蒸着クラフト紙またはアルミシート、寸法:幅400〜450mm×長さ3030〜3636mm程度、重量:約4〜6kg/㎡で、窯業系サイディング(15〜18kg/㎡)に比べて約1/3〜1/4の軽量化を実現している。意匠バリエーションはレンガ調・タイル調・木目調・モルタル調・石積み調・縦目地調・横目地調・複層仕上げなど多彩で、外壁デザインのバリエーションを豊富に提供できる。性能面では、(1)軽量による建物への荷重低減と耐震性向上、(2)芯材の断熱性能による省エネ・結露防止、(3)長期耐候性(フッ素塗装で20〜30年)、(4)凍害・塩害・酸性雨への高い耐性、(5)施工性の良さ(実加工によるかみ合わせ施工)、などが評価されている。新築だけでなく、既設外壁の上から重ね張りする「カバー工法」での需要が大きく、マンション・ビル・店舗・住宅の大規模修繕で活躍する。カバー工法のメリットは廃材削減・工期短縮・断熱性向上・意匠刷新の同時実現にあり、特に1980〜90年代に建てられたコンクリート造マンションのモルタル吹付外壁の改修工事で大きな注目を集めている。明誠グループはロープアクセス工法と組み合わせたカバー工法の事前調査・部分補修・付帯工事に強みを持ち、フランチャイズ加盟の外装専門会社と連携することで、高品質・低価格・短工期の三拍子揃ったマンション大規模修繕サービスを提供している。

