用語集

アウトリガクレーン

読み方
あうとりがくれーん

アウトリガクレーン(あうとりがくれーん、Outrigger Crane、アウトリガ付クレーン)とは、車両に搭載されたトラッククレーン・ラフテレーンクレーン・オールテレーンクレーン・ホイールクレーン等の移動式クレーン本体に、車体側面から伸縮式の「アウトリガ(張出脚)」を地面に張り出して車体を支持・安定化させることで、より重い荷重を吊り上げ・安全に作業できるようにしたクレーン全般を指す。アウトリガクレーンは、(1)車体の前後左右4箇所にアウトリガを張り出し、ジャッキで車体を地面から持ち上げる、(2)車体重量だけでなくアウトリガで作る広い支持面積で安定性を確保、(3)タイヤを地面から離すことで横転モーメント・転倒モーメントへの耐性が向上、(4)車体重量の数倍の吊上能力を発揮、などの構造的特徴を持つ。アウトリガには、(A)箱型ビーム式(水平に伸縮するボックス型アウトリガ)、(B)X型・H型・H+型(張出形状の違いによる分類)、(C)油圧駆動式(オペレーターが運転席から操作)、(D)電動駆動式、(E)半張出・全張出による作業半径・吊上能力の可変調整、などの種類がある。クレーン作業時にはアウトリガの設置接地面(敷鉄板、コンクリート、舗装路面等)の支持力確認、地盤陥没・舗装損傷の防止、傾斜地での水平確保、隣接構造物との離隔確保、周辺通行への安全配慮などの慎重な作業計画が必要となる。労働安全衛生法・クレーン等安全規則に基づく定期点検、操作資格者(移動式クレーン運転士、玉掛技能講習修了者)の配置、作業前打合せ、作業手順書の遵守などが法定要件である。マンション・ビルの大規模修繕工事においても、(i)足場仮設材・資材の揚重、(ii)屋上機器(受水槽、エアコン室外機、避雷設備、太陽光パネル)の搬入・搬出、(iii)大型サイン・看板の設置、(iv)ガラスカーテンウォール部材の交換、(v)解体材の搬出、などでアウトリガクレーンが多用される。明誠グループのフランチャイズ加盟会社は、適切なクレーン手配・揚重計画立案・近隣安全配慮を含む総合的な施工管理体制を整えている。

← 用語集一覧へ戻る

お気軽にご相談ください!