用語集

アオダモ

読み方
あおだも

アオダモ(青梻、Fraxinus lanuginosa、モクセイ科トネリコ属の落葉広葉樹)とは、日本各地(北海道から九州まで)の山地・丘陵地に自生する落葉広葉樹で、樹高10〜15m、幹径20〜40cmに達する中高木である。樹形は雌雄異株で、4〜5月に小さな白い花を多数咲かせ、初夏には垂れ下がる白い花房が美しいことから、近年は造園・植栽分野で人気が高まり、住宅・マンションの植栽・シンボルツリー・並木道などに多用されている。アオダモの主な特徴は、(1)樹皮は灰白色で滑らかな表面、若枝はやや緑色を帯びる、(2)葉は奇数羽状複葉、(3)4〜5月の花は白く繊細で「雪が積もった」ような清楚な美しさ、(4)秋の紅葉(黄色〜オレンジ色)、(5)冬の落葉時の繊細な樹形(株立ち、雑木林風の自然な姿)、(6)害虫・病害に強く育てやすい、(7)成長がやや遅く管理しやすい、などである。木材としてのアオダモは、(A)粘り強さと弾力性に富む、(B)耐衝撃性に優れる、(C)加工性が良好、(D)木目が美しい、(E)狂いが少ない、などの優れた木材特性を持ち、伝統的に野球バット・テニスラケット・スキー板・木製スポーツ用具・道具柄・家具・楽器の材料として珍重されてきた。特に野球バットの材料として有名で、プロ野球選手の使用する木製バットの主要材料の一つである。ただし、近年は乱伐により国産アオダモ資源が枯渇し、メジャーリーグなどではアメリカ産ホワイトアッシュやメイプル材への代替が進んでいる。住宅・マンションのエクステリア・庭園・シンボルツリーの分野では、アオダモは「雑木の庭」「自然風ガーデン」「ジャパンディスタイル」のトレンドの中で爆発的に人気が高まり、戸建住宅の新築・リフォーム、マンション共用部の植栽更新、店舗・ホテルのエクステリア、商業施設の街路樹などで広く採用されている。マンション大規模修繕工事に伴うエクステリア・植栽リニューアルの場面でも、アオダモを含む雑木系シンボルツリーへの植替えが提案される機会が増えており、明誠フランチャイズの植栽・外構専門会社が施主の希望に応える質の高い植栽提案を行っている。

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