用語集
アクアセラミック
アクアセラミック(Aqua Ceramic)とは、TOTO株式会社が開発・販売する独自の衛生陶器表面コーティング技術および同技術を採用した便器・洗面器シリーズのブランド名である。アクアセラミック技術は、TOTOが2015年(平成27年)に発表した、衛生陶器表面に無数のナノレベルの分子の壁を形成することで、長期にわたり汚れを寄せ付けず、清掃性・衛生性を維持できる革新的表面処理技術である。従来のホーロー・釉薬・有機ポリマーコーティングなどとは異なる、無機的かつ恒久的な表面改質技術で、(1)「すべすべ陶器」:表面が水・尿・便などの汚れをはじき、こびり付かない、(2)耐久性:100年使用相当の耐久試験でも性能維持、(3)スーパーホイル(汚物防止):便器ボウル面の特殊形状と組み合わせた「セフィオンテクト」効果、(4)抗菌・抗ウイルス性能、(5)防汚・防臭、(6)水との反応で汚れを浮かせる「セルフクリーニング機能」、などの優れた特性を発揮する。アクアセラミック技術を搭載した代表的なTOTO製品には、(A)ネオレスト(Neorest):全自動ウォシュレット内蔵・トップグレード便器、(B)GG(ジージー):温水洗浄便座一体型便器、(C)GG-J(ジージージェイ):シンプル仕様の一体型、(D)GG-800(GG800):上位機種、(E)ピュアレストQR:分離型便器、(F)洗面器シリーズ「カウンター付洗面器」「壁付洗面器」、(G)公共トイレ用便器、(H)ホテル・宿泊施設用便器・洗面器、などがある。アクアセラミック技術の登場は、衛生陶器業界に大きなインパクトを与え、(i)長期にわたる清掃性の維持、(ii)洗剤・薬剤使用量の削減(環境負荷低減)、(iii)水道使用量の節約(汚れが落ちやすいため少量の水で清掃可能)、(iv)住宅・施設の清潔感維持、(v)バリアフリー・福祉対応(清掃負担軽減)、などの面でユーザー・施設管理者・環境の三者に大きなメリットをもたらした。マンション・ビル・ホテル・公共施設・商業施設・教育施設・医療施設・福祉施設などの大規模修繕工事における衛生陶器更新では、アクアセラミック搭載のTOTO製品が標準的に選定される機会が多く、明誠フランチャイズの水道工事・内装工事専門会社が連携して、衛生陶器の選定・取付・配管接続・床仕上げ・周辺工事を一括対応する体制を整えている。

