用語集
アクティブ投資
アクティブ投資(Active Investment、能動的投資)とは、金融・資産運用の分野における投資戦略の一形態で、市場平均(インデックス、ベンチマーク)を上回るリターンを目指して、ファンドマネージャーや投資家が能動的に銘柄選定・投資タイミング・ポートフォリオ調整などを行う投資手法を指す。アクティブ投資の対義語は「パッシブ投資」(インデックス投資、市場平均を狙う受動的投資)で、両者は投資業界の基本的な分類である。アクティブ投資の主な特徴は、(1)市場平均を上回るリターン(α、アルファ)の獲得が目標、(2)ファンドマネージャー・アナリストの調査・判断に依存、(3)銘柄選定(株式、債券、不動産、コモディティ等の選別)、(4)投資タイミング(市場の上下動を予測した売買)、(5)リバランス・ポートフォリオ調整、(6)リスク管理(ボラティリティ、ドローダウン、ベータ等の管理)、(7)市場分析・経済分析・企業分析、(8)テクニカル分析・ファンダメンタル分析、などが代表的な活動である。アクティブ投資のメリットは、(A)市場平均以上のリターンが得られる可能性、(B)下落相場での損失抑制機会、(C)特定セクター・テーマへの集中投資、(D)投資家の信念・哲学の反映、などである。一方、(i)運用コストが高い(信託報酬1〜2%が一般的)、(ii)市場平均を継続的に上回ることが難しい(多くのアクティブファンドが長期的にはインデックスに負ける)、(iii)ファンドマネージャーの能力・経験への依存、(iv)短期的な値動きへの過敏性、(v)税務面での頻繁な売買による負担、などのデメリットも指摘される。建築・建設業界における「不動産アクティブ投資」の文脈では、(I)収益不動産(賃貸マンション、賃貸ビル、商業施設、物流施設、ホテル等)への投資、(II)バリューアップ戦略(リノベーション、大規模修繕、テナント入替、リブランディングによる収益力向上)、(III)売却タイミングの選定(キャピタルゲイン獲得)、(IV)地域・物件タイプ・築年数等の選別、などの能動的判断が求められる。明誠グループの主要見込み客である収益不動産オーナーの中には、アクティブな不動産投資戦略を実践する個人投資家・法人投資家が多数含まれ、大規模修繕工事は彼らのバリューアップ戦略の中核施策として位置付けられている。明誠は単なる工事会社ではなく、収益不動産オーナーの投資パートナーとして、修繕計画・節税戦略・賃料向上・売却前バリューアップなどの総合提案を行い、長期的な信頼関係を構築している。JCSA(一般社団法人全国建設業支援協会)の経営支援セミナーでも、不動産投資・財務戦略をテーマにした情報発信を行っている。

