用語集
アクリリックバス
アクリリックバス(Acrylic Bath、アクリル浴槽)とは、アクリル樹脂を主原料とした浴槽製品の総称で、住宅・マンション・ホテル・宿泊施設・福祉施設などの浴室に採用される高品質浴槽の代表的タイプの一つである。浴槽の素材分類は大きく、(1)人工大理石浴槽(アクリル系、ポリエステル系)、(2)FRP浴槽(ガラス繊維強化プラスチック)、(3)ホーロー浴槽(鋳鉄+ホーロー、鋼板+ホーロー)、(4)ステンレス浴槽、(5)木製浴槽(ヒノキ、ヒバ、サワラ)、(6)タイル浴槽(陶磁器タイル+下地)、(7)石材浴槽(御影石、大理石、ライムストーン)、(8)人造石浴槽、などがあり、アクリリックバス(アクリル浴槽)は人工大理石浴槽の代表的分類に位置付けられる。アクリリックバスの主な特徴は、(A)優れた表面の滑らかさ・光沢、(B)高い意匠性(多彩な色調・テクスチャー)、(C)耐熱性・耐薬品性・耐傷性、(D)高い保温性(断熱材内蔵タイプでさらに向上)、(E)軽量で施工性が良好、(F)耐久性(10〜20年以上の長期使用)、(G)抗菌・防汚処理可能、(H)清掃性が高い、(I)肌当たりがソフトで温かみがある、などである。一方、(i)強い物理衝撃で割れる可能性、(ii)紫外線への弱さ(屋外用には不向き)、(iii)耐熱性の限界(200℃以上の高温で変形)、などの注意点もある。住宅・マンション市場では、TOTO、LIXIL、パナソニック、タカラスタンダード、クリナップ、ヤマハリビングテック、トクラスなどの主要バス・ユニットメーカーがアクリリックバスを多数展開し、それぞれが独自の意匠・機能・カラーバリエーションで競争している。代表的なシリーズは、TOTO「ハイドロソフトFA」、LIXIL「アライズ」「スパージュ」、パナソニック「Oflora」「リフォムス」、タカラスタンダード「グランスパ」、クリナップ「アクリアバス」「ラクヴィア」などである。マンション・ビル・ホテル大規模修繕工事に伴うバスルーム更新では、住戸内ユニットバス交換・浴槽単体交換・浴室内装更新などが多く実施され、明誠フランチャイズの水道工事・内装工事・住宅設備工事会社が連携して、住居者の生活継続性を最大限確保しながらの質の高い施工を提供している。

