用語集

アクリル樹脂

読み方
アクリルじゅし

アクリル樹脂(あくりるじゅし、Acrylic Resin、Polymethyl Methacrylate、PMMA)とは、アクリル酸・メタクリル酸・メタクリル酸メチル(MMA)などのアクリル系モノマーを重合させて得られる透明性・耐候性・加工性に優れた合成樹脂で、塗料・接着剤・成形品・繊維・建材・水族館パネル・サインなど極めて広範な分野で使用される代表的な合成樹脂である。アクリル樹脂は1928年にドイツ・ローム&ハース社(現Arkema、Trinseo等)により工業化され、商品名「プレキシガラス」「ルーサイト」「アクリライト」などで世界中に普及した。透明性が極めて高く(光透過率92%、ガラスの91%とほぼ同等)、ガラスより軽量で割れにくい特性から「有機ガラス」とも呼ばれる。日本市場では、三菱ケミカル、住友化学、クラレ、旭化成、日本触媒、東亜合成、東洋化学、ロックペイント、関西ペイント、エスケー化研などの大手化学・塗料メーカーがアクリル樹脂・アクリル製品を製造販売している。アクリル樹脂の主な特徴は、(1)優れた透明性・光透過性、(2)耐候性・耐紫外線性・耐黄変性、(3)優れた色保持性能、(4)軽量(比重1.18、ガラスの約半分)、(5)耐衝撃性(ガラスより10〜20倍強い)、(6)加工性(切断、穴あけ、曲げ、接着、印刷、塗装が容易)、(7)電気絶縁性、(8)耐薬品性(酸・アルカリ・有機溶剤への耐性)、(9)リサイクル性、などである。建築・建設業界での主な用途は、(A)アクリル板(透明板、サイン、看板、内装パネル、家具、什器)、(B)アクリル樹脂塗料(建築塗料の主成分)、(C)アクリル系接着剤、(D)アクリルバス(人工大理石浴槽)、(E)アクリル系シーリング、(F)アクリル繊維(カーペット、ファブリック)、(G)アクリルミラー(軽量で安全な鏡)、(H)アクリル防水材、(I)水族館の超大型パネル、(J)スカイデッキ・トップライト、などである。マンション・ビル・ホテル大規模修繕工事との接点としては、(i)アクリル板を用いた看板・サイン・案内表示の更新、(ii)アクリル系塗料による外装・内装塗装、(iii)アクリル製防水材による屋上・バルコニー防水、(iv)アクリル製建材・パネルの更新、(v)アクリル製の窓・採光部材、などが挙げられ、明誠フランチャイズの専門工事会社が連携して対応している。

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