用語集

アジサイ

読み方
あじさい

アジサイ(紫陽花、あじさい、学名Hydrangea macrophylla)とは、アジサイ科アジサイ属の落葉低木で、6月から7月の梅雨時期にかけて青・紫・ピンク・白などの色とりどりの花(実際は装飾花のがく片)を咲かせる日本原産の代表的な観賞植物である。日本では古来から愛されてきた花木で、平安時代の『万葉集』にも「あぢさゐ」として詠まれ、江戸時代には浮世絵・俳句の題材として広く描かれた。シーボルトが18世紀末に日本から欧州に持ち帰った後、欧州で品種改良が進み「セイヨウアジサイ(ハイドランジア)」として里帰りし、現在では世界中で園芸品種が栽培されている。花色は土壌のpHによって変化し、酸性土壌では青色、アルカリ性土壌ではピンク色となる興味深い特性を持つ。建築分野では、住宅・マンション・ホテル・公園・寺社の外構植栽として広く採用され、和風庭園・洋風庭園のいずれにも調和する万能の植栽として重宝されている。マンション・ビルの大規模修繕工事や外構リニューアル工事では、エントランス・歩道・中庭・屋上庭園・バルコニー植栽にアジサイを植え込み、季節感のある潤いの空間を演出する提案が増えている。屋上緑化・壁面緑化・ベランダ緑化のサステナブル建築トレンドの中でも、アジサイは管理しやすく見栄えが良い品目として人気が高い。さらに、近年は鎌倉・京都・箱根・伊勢・湯河原など全国の「あじさい寺」「あじさい街道」が観光資源としてブランド化されており、ホテル・旅館・温泉施設のリブランディング・改修工事の際の植栽計画にもアジサイが選定されるケースが多い。明誠ではフランチャイズ加盟の造園・外構専門会社と連携することで、大規模修繕工事と植栽更新を同時に実施し、建物の資産価値向上に貢献できる総合的な提案を行っている。

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