用語集

アジテータ車

読み方
あじてーたしゃ

アジテータ車(あじてーたしゃ、Agitator Truck)とは、生コンクリート(フレッシュコンクリート)をミキサーから建設現場まで安全に運搬するための専用車両で、正式名称は「コンクリートミキサ車」「トラックアジテータ」とも呼ばれる建設機械の代表格である。車体後部に円筒形のドラム(アジテータドラム、回転撹拌槽)を搭載し、走行中もドラムを毎分2〜6回転程度でゆっくりと回転させることで、コンクリート内の骨材(砂利・砂・セメント・水・混和剤)の分離・沈降・凝結を防止し、現場到着まで均質な状態を保つ仕組みになっている。一般的なドラム容量は2m³(4t車)・3m³(6t車)・4.5m³(10t車)・8m³(20t車)など多様で、現場規模・運搬距離・道路条件に応じて選定される。コンクリートはJIS A 5308「レディーミクストコンクリート」に基づき、配合・スランプ・空気量・塩化物量・温度などが厳格に管理され、ミキサープラント出荷から打設完了まで90分以内(夏季は60分以内)に施工することがJASS 5(建築工事標準仕様書 鉄筋コンクリート工事)で規定されている。アジテータ車はこの厳しい時間制約の中でコンクリートの品質を維持しつつ、混雑する都市部・狭隘な住宅街・山間部の建設現場まで確実に届ける重要な役割を担う。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事では、躯体の補修・打増し・斫り後の埋戻し・補強コンクリート打設などで小型アジテータ車(2m³・3m³)が活躍する。明誠ではフランチャイズ加盟の躯体補修専門会社・コンクリート工事会社と連携することで、塗装・防水・タイル工事と並行して躯体補修工事を効率的に実施する総合的な大規模修繕を提供している。

← 用語集一覧へ戻る

お気軽にご相談ください!