用語集

アジャイル

読み方
あじゃいる

アジャイル(Agile)とは、ソフトウェア開発・プロジェクトマネジメント・経営手法の分野で広く用いられる柔軟・反復・適応型の開発・運営アプローチを指す概念で、2001年に米国のソフトウェア開発者17名が発表した「アジャイルソフトウェア開発宣言(Agile Manifesto)」を起点として急速に普及した。従来の「ウォーターフォール型」が要件定義→設計→製造→テスト→リリースという一直線の工程を順番にこなすのに対し、アジャイル型は「計画→開発→テスト→評価→改善」を短いサイクル(1〜4週間のスプリント)で繰り返し、変化する要件・優先順位に柔軟に対応していく特徴を持つ。代表的なアジャイル手法にはスクラム(Scrum)、エクストリームプログラミング(XP)、カンバン(Kanban)、リーンソフトウェア開発(Lean)、フィーチャー駆動開発(FDD)、適応型ソフトウェア開発(ASD)などがあり、業種・規模・目的に応じて使い分けられる。建設業界においても、近年は「アジャイル建設」「アジャイル設計」「アジャイル管理」などの概念が導入されており、設計BIMの並行進行、見積・施工管理のリアルタイム見直し、顧客との打合せ頻度向上、現場の自律的判断による工程最適化など、変化対応力を高める経営手法として注目されている。マンション・ビル・ホテル大規模修繕工事の現場では、調査結果による工法変更、近隣調整による工程変更、天候変動による日程調整、住戸個別要望への対応、設計変更指示など、刻一刻と変化する状況にスピーディーかつ柔軟に対応する力が求められる。明誠はJCSA(一般社団法人全国建設業支援協会)を運営することで、建設業向けにアジャイル経営の知見・オンラインセミナー・ビジネスマッチング・経営支援情報の発信を行っており、フランチャイズ加盟店全体の経営力・現場対応力の向上に貢献している。

← 用語集一覧へ戻る

お気軽にご相談ください!