用語集

アスファルトシングル

読み方
あすふぁるとしんぐる

アスファルトシングル(Asphalt Shingle)とは、屋根葺き材料の一つで、アスファルトを染み込ませたフェルト基材または不織布基材の表面に着色した小石(カラーグラニュル)を散布した、平板状の屋根材を指す。北米で19世紀末に開発され、現在でも米国・カナダ・北欧諸国の戸建住宅・低層集合住宅の屋根葺き材として最も普及している(米国の屋根材市場シェア約80%)。日本にも1960年代以降に輸入・国産化が進み、戸建住宅・別荘・ホテル・店舗・教会・洋風住宅などで採用されている。アスファルトシングルの特徴は、(1)軽量(瓦の1/4〜1/6の重量)で耐震性に優れる、(2)柔軟性が高く複雑形状屋根に対応、(3)施工性が良くDIY可能、(4)多彩な色・形状・テクスチャ、(5)比較的安価、(6)耐用年数20〜30年、(7)寒冷地・温暖地双方で実績、などである。代表的なメーカーには、米国のGAF・CertainTeed・Owens Corning、日本では旭ファイバーグラス・田島ルーフィング・ニチハ・新日鉄住金マテリアルズなどがあり、シングル材本体・専用釘・専用接着剤・専用プライマー・専用ルーフィングなどシステム製品を展開している。一方、デメリットとしては、(A)強風での飛散リスク、(B)コケ・カビ・藻の発生、(C)紫外線による色褪せ、(D)日本の高温多湿気候への適応性、などがあり、適切な施工・メンテナンスが重要である。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事の対象としては、戸建住宅型賃貸物件・別荘・洋風ホテル・テーマパーク施設などで、アスファルトシングルの張替え・部分補修・上塗り工事が必要となるケースがあり、明誠ではフランチャイズ加盟の屋根工事専門会社と連携して、最適な改修提案を提供している。

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