用語集
アスファルトフェルト
読み方
あすふぁるとふぇると
アスファルトフェルト(Asphalt Felt)とは、原紙(古紙パルプ・有機繊維紙)または不織布(ガラス繊維・ポリエステル繊維)を基材として、ストレートアスファルトを含浸させた薄手のシート状防水材を指す建築防水分野の代表的な材料である。明治末期から日本に導入され、大正・昭和初期にかけて急速に普及し、現在も住宅・店舗・倉庫・小規模施設の屋根下葺き材・壁下地材・床下湿気対策材として広く使用されている。アスファルトフェルトの主な分類は、(1)22kgフェルト(質量22kg/m²の標準品)、(2)40kgフェルト(厚手の本格防水用)、(3)改質アスファルトフェルト(SBSポリマー改質、耐久性向上)、(4)ガラスマット強化フェルト(基材をガラス繊維強化、寸法安定性向上)、などがあり、用途・性能要求に応じて選定する。施工方法は、(A)密着工法(アスファルトプライマーで全面接着)、(B)絶縁工法(脱気層を介して躯体と分離)、(C)押え工法(コンクリート押え・砂利押え)、(D)露出工法(保護塗装で仕上げ)、などがある。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事において、屋根・屋上の改質アスファルト防水改修工事では、新規防水層の下地ルーフィング材・絶縁シート・防湿シートとしてアスファルトフェルトが多用される。明誠ではフランチャイズ加盟の防水専門会社と連携し、各メーカーの最新アスファルトフェルト製品を駆使した高品質な大規模修繕工事を提供する体制を整えている。歴史ある防水材として現在も信頼性の高い建材として広く活用されている。

