用語集
アスファルト系防水工法
アスファルト系防水工法(あすふぁるとけいぼうすいこうほう、Asphalt-based Waterproofing Method)とは、屋上防水・地下防水・浴室防水などの建築防水分野において、アスファルト(石油系炭化水素混合物)を主要材料とする防水工法の総称で、日本の建築防水の歴史で最も古く、最も実績豊富な工法体系である。明治時代後期から大正時代にかけて欧米から技術が導入され、昭和初期に日本独自の発展を遂げ、現在も最も信頼性の高い防水工法として広く採用されている。アスファルト系防水工法の主要分類は、(1)熱工法(熔融釜で加熱したアスファルトを使用、伝統的・本格的)、(2)トーチ工法(改質アスファルトルーフィングをガスバーナーで炙りながら密着)、(3)冷工法(自着層付きルーフィング・常温接着工法、低臭・低リスク)、(4)アスファルトシングル工法(屋根葺き向け)、(5)露出工法(保護層なし、シルバー塗装やシート防水仕上げ)、(6)押え工法(コンクリート押え・モルタル押え・砂利押えなど)、(7)絶縁工法・密着工法・断熱複合工法、(8)改質アスファルトルーフィング工法(最も普及)、などがあり、用途・部位・建物条件・予算に応じて選定する。アスファルト系防水の特徴は、(A)長期耐久性(20〜30年の実績)、(B)多層構造による高い防水信頼性、(C)下地適合性の幅広さ、(D)施工実績の蓄積による品質安定性、(E)部分補修・改修の容易性、などである。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における屋上防水改修工事では、アスファルト系防水工法が引き続き選定されることが多く、特に既存防水層が改質アスファルトルーフィングの場合は、相性の良いアスファルト系での再施工が推奨される。明誠ではフランチャイズ加盟の防水専門会社と連携し、最新技術を駆使した高品質なアスファルト系防水工事を全国で提供している。

