用語集
アスベスト分析
読み方
あすべすとぶんせき
アスベスト分析(あすべすとぶんせき、Asbestos Analysis)とは、建材のアスベスト含有有無・含有率・含有種類を科学的に確認する分析調査で、アスベスト対策・除去工事・大規模修繕工事の事前調査における重要な工程である。2022年4月1日施行の改正大気汚染防止法により、床面積80m²以上の解体工事・請負金額100万円以上の改修工事については、事前のアスベスト調査・結果報告が義務化された。さらに2023年10月1日からは、有資格者(建築物石綿含有建材調査者)による調査が義務化されている。分析方法は、(1)位相差・分散顕微鏡法(JIS A 1481-1、定性分析・含有率5%超の判定)、(2)X線回折分析法・位相差分散顕微鏡法併用(JIS A 1481-2、定量分析・0.1〜5%含有率の判定)、(3)X線回折分析法(JIS A 1481-3、含有率1%以下の精密分析)、(4)電子顕微鏡法(特殊用途)、などがあり、目的・含有率レベル・コストに応じて選定する。試料採取は、建材の目視確認・代表的箇所からの採取・分析機関への送付・分析結果報告書受領、の流れで進められる。標準的な分析期間は1〜2週間、コストは試料1点あたり1万〜3万円程度が一般的である。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事の事前調査では、外壁・屋根・天井・床・配管周りなど、アスベスト含有が想定される全建材を網羅的に調査し、調査結果を都道府県・労働基準監督署に報告することが法的に必須となる。明誠ではフランチャイズ加盟のアスベスト分析専門会社(有資格者・登録分析機関)と連携し、迅速・正確な分析・調査・報告を提供する体制を整えている。

