用語集

アスベスト除去工事

読み方
あすべすとじょきょこうじ

アスベスト除去工事(あすべすとじょきょこうじ、Asbestos Removal Work)とは、建物のアスベスト含有建材を法令に従って適切に除去・処理する専門工事で、大気汚染防止法・労働安全衛生法・石綿障害予防規則・建設業法・廃棄物処理法などの厳格な法規制下で実施される、大規模修繕・改修・解体工事における極めて重要な前処理工程である。除去工事の対象アスベスト含有建材は、(1)吹付けアスベスト(最も危険、レベル1)、(2)アスベスト含有保温材・耐火被覆材・断熱材(レベル2、飛散性が高い)、(3)アスベスト含有成形板(スレート・けい酸カルシウム板・ビニル床タイルなど、レベル3、飛散性が低い)、の3レベルに分類され、レベルに応じて隔離・養生・呼吸用保護具・廃棄物処理の規制が異なる。標準的な施工手順は、(1)事前調査(書類調査・現地調査・分析調査)、(2)作業計画書作成、(3)労基署・自治体への届出(特定粉じん排出等作業届)、(4)隔離養生(プラスチックシート・負圧除塵装置・前室)、(5)作業員の保護具着用(防じんマスク・防護服)、(6)アスベスト含有建材の湿潤化・除去、(7)密封廃棄物処理(特別管理産業廃棄物として処分)、(8)清掃・空気濃度測定(クリアランステスト)、(9)養生撤去・現場復旧、の9工程である。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事において、1990年代以前の建物では事前調査でアスベスト含有が判明するケースが多く、適切な除去工事を経て初めて外装・内装の改修工事を進められる。明誠ではフランチャイズ加盟のアスベスト除去専門会社・分析会社・廃棄物処理会社と連携し、法令遵守・安全管理・効率施工を実現する総合的なアスベスト対策を提供している。

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