用語集
アッシュ
アッシュ(Ash、Fraxinus)とは、モクセイ科トネリコ属の落葉広葉樹で、北半球温帯地域に分布する代表的な樹木で、日本では「トネリコ」「タモ」とも呼ばれる重要な木材樹種である。代表的な種類は、(1)ヨーロピアンアッシュ(European Ash、Fraxinus excelsior、欧州産)、(2)ホワイトアッシュ(White Ash、Fraxinus americana、北米産)、(3)ジャパニーズアッシュ・タモ(Japanese Ash、Fraxinus mandshurica、日本・東アジア産)、(4)アオダモ(Fraxinus lanuginosa、日本産)、などがあり、それぞれ生育環境・木目・色合い・硬度・加工性などに違いがある。アッシュ材の特徴は、(A)淡黄白色〜淡褐色の美しい木肌、(B)強く明瞭な木目(環孔材)、(C)適度な硬さ(広葉樹の中では中程度)、(D)優れた加工性・塗装性・接着性、(E)衝撃に強い靭性、(F)スポーツ用品(バット・ラケット・スキー・スティック)に最適、などである。建築・家具・内装分野での代表的な用途は、(i)フローリング材・羽目板・腰壁、(ii)造作材・建具・階段、(iii)家具(テーブル・椅子・キャビネット)、(iv)住宅建材・木枠材、(v)スポーツ用品・楽器、(vi)船舶・車両、などである。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事や室内リニューアル工事において、共用エントランス・客室・廊下・ラウンジの内装木質材としてアッシュが採用されるケースが増えており、明誠ではフランチャイズ加盟の内装・建具・大工専門会社と連携することで、外装の大規模修繕と内装の木質仕上げ刷新を総合的に提供する体制を整えている。

