用語集
アネモ型吹出口
読み方
あねもがたふきだしぐち
アネモ型吹出口(あねもがたふきだしぐち、Anemostat-type Air Diffuser)とは、ビル・マンション・ホテル等の空調設備において、天井に設置して空気を均一に拡散させる吹出口の代表的形式の一つで、同心円状に配置された複数枚の羽根(コーン)によって気流を放射状に拡散させる構造を持つ空気吹出器具を指す。「アネモ」はギリシャ語のanemos(風)に由来し、米国アネモスタット社(Anemostat Products Corporation)が1920年代に開発した同形式の吹出口商標が一般名詞化したものである。構造は中央コーン・複数の外周リング・外枠(パネル)から構成され、天井埋込型・露出型・パネル一体型などのバリエーションがある。空気は中央部から導入され、各コーン間の隙間を通って水平方向・斜め下方向へ均一に拡散されるため、(1)天井面に沿った気流(コアンダ効果)でドラフト感を最小化、(2)室内全体への均一な空気分布、(3)暖房時・冷房時とも安定した気流パターン、(4)吹出口下の人体への直接気流を抑制、などの優れた空調特性を発揮する。オフィスビルの執務空間、ホテル客室・ロビー、商業施設、店舗、医療・介護施設、教育施設など、人が長時間滞在する室内空間で広く採用される。マンション大規模修繕工事における共用部空調更新や、ホテルリニューアル工事で、アネモ型吹出口の更新・追加が行われ、明誠はフランチャイズ加盟の空調設備業者と連携した高品質施工を提供できる。

