用語集
アルミA1100
アルミA1100(あるみえーいちひゃくひゃく)とは、JIS規格(JIS H 4000等)で規定されるアルミニウム合金の一つで、純アルミ系(純度99.0%以上)の代表的なグレードで、化学成分・機械的性質・加工性が標準化された純アルミ素材の代表である。「A1100」のうち、「A」はJIS規格のアルミ合金記号、「1100」のうち最初の「1」は1000番系(純アルミ系)を示し、「100」は組成(純度99.0%、Cu0.05〜0.20%含有)を示す。アルミA1100の特徴は、(1)化学成分:Al≥99.0%、Cu0.05〜0.20%、その他Si・Fe・Mn・Zn等の不純物許容量規定、(2)機械的性質:引張強さ約90〜170MPa(調質による)、(3)優れた耐食性(純アルミに準じる)、(4)優れた加工性(圧延・押出・絞り・曲げ加工)、(5)優れた溶接性、(6)優れた表面処理性(アルマイト・塗装・電鍍)、(7)電気伝導性・熱伝導性に優れる、(8)リサイクル性に優れる、などである。用途は、(A)建築用化粧材・パネル、(B)電気・電子部品(バスバー・放熱フィン・配線・コンデンサ)、(C)食器・調理器具、(D)化学プラント機器、(E)反射板・装飾品、(F)押出形材・板材、など多岐にわたる。純アルミ系(1000番系)は機械的強度より加工性・耐食性・装飾性を重視する用途で選択され、建築では特に化粧アルミパネル・装飾アルミ材・電気設備のアルミ部品で活用される。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事におけるアルミ装飾材・電気設備機器の取替工事で、適切なアルミ合金の選定知識が施工品質を支え、明誠はフランチャイズ加盟の専門業者と連携した対応を行う。

