用語集

アレスクラックホルダー

読み方
あれすくらっくほるだー

アレスクラックホルダー(あれすくらっくほるだー)とは、関西ペイント株式会社が製造・販売する建築用1液型水性弾性塗膜防水材で、コンクリート・モルタル外壁のヘアクラック(微細クラック、0.3mm程度以下)に追従し、雨水浸入を防止する機能を持つ専用塗料である。「クラックホルダー(Crack Holder)」は「クラックを保持する=クラックの動きに追従する」という意味の商品名で、塗膜の弾性・伸び性によりクラックが開閉してもひび割れず追従し、雨水浸入を防ぐ。コンクリート・モルタル外壁は経年で乾燥収縮・温度変化・地震動などにより微細ひび割れが発生し、放置すると、(1)雨水浸入による鉄筋の発錆・爆裂、(2)コンクリート内部の中性化進行、(3)下地の脆弱化、(4)室内側への漏水、などの劣化が進行する。アレスクラックホルダーはこうした劣化進行を抑止する重要な役割を担う塗料で、主要性能は、(A)破断伸び率150%以上の高い伸び性、(B)0.3mm程度のヘアクラックに追従、(C)防水性能による雨水浸入防止、(D)水性で臭気・VOC排出量が少ない、(E)防カビ・防藻性、(F)後工程の中塗・上塗との層間密着性、などである。標準塗布量は0.5〜1.0kg/m²(下地状況により変動)、塗装間隔は夏期4時間・冬期7時間以上。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における外壁塗装で、ヘアクラックが多い築20年以上の老朽建物の改修工事で標準採用される。明誠はロープアクセス工法による高所部の精密なクラック調査と最適下地調整仕様の選定で、長期耐久性ある外壁改修を実現する。

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