用語集
アレスシリコンクラフト
読み方
あれすしりこんくらふと
アレスシリコンクラフト(あれすしりこんくらふと)とは、関西ペイント株式会社が製造・販売する建築用シリコン樹脂系吹付仕上塗料の主材で、塗膜表面に「クラフト調」のテクスチャ(粗面・凹凸模様)を付与する意匠性吹付材である。「クラフト(Craft)」は「手作り」「工芸」を意味する商品名で、職人の手作業による吹付仕上げの風合いを表現している。日本の外壁吹付仕上げの主流であるリシン・スタッコ・吹付タイルなどの意匠仕上げの一種に分類され、シリコン樹脂による高耐候性能と意匠性を兼ね備えた商品として位置付けられる。主要性能は、(1)促進耐候性試験3,000時間以上の耐候性(一般市場で12〜15年相当)、(2)多彩なテクスチャ(粗面・中粗面・微細粒など)を吹付方法により調整、(3)防カビ・防藻性、(4)撥水性・防汚性、(5)下地の不陸(凹凸)を目立たせない隠蔽性、(6)標準色のバリエーション豊富、などである。施工はリシンガン・スタッコガン・タイルガンなどの吹付ガンで塗装し、テクスチャは骨材の粒径・吹付圧・ノズル径・塗装距離・職人技術で調整する。標準塗布量は1.0〜2.0kg/m²、乾燥時間は夏期5時間・冬期8時間以上。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における、(A)既存のリシン・スタッコ仕上げの塗替え、(B)テクスチャ意匠を継承しつつ機能性向上を図る改修、(C)住宅地立地で周辺景観に配慮する意匠維持、などで採用される。明誠はロープアクセス工法と組合せた高所吹付塗装で、足場費削減と高品質施工を両立する。

