用語集
アレスFEP-Ⅱ
読み方
あれすえふいーぴー-つー
アレスFEP-Ⅱ(あれすえふいーぴーつー)とは、関西ペイント株式会社が製造・販売する建築用2液型エポキシ樹脂系下塗材で、「FEP」は「Floating(浮き)/Filling(充填)/Epoxy(エポキシ)」の頭文字を取った商品コードであり、「Ⅱ」は2世代目商品を意味する。エポキシ樹脂は、(1)コンクリート・モルタル・鉄部への極めて高い付着性、(2)優れた防食性能、(3)化学薬品耐性、(4)強靱な塗膜形成、などの特徴を持ち、塗装下地としての密着性を確保する重要な役割を担う樹脂系統である。アレスFEP-Ⅱの主用途は、(A)既存塗膜が劣化したコンクリート・モルタル外壁の下地補強、(B)チョーキング(白亜化)が進行した既存塗膜面への塗替え時の密着性確保、(C)ボロ下地・剥離下地への密着・充填、(D)改修塗装における旧塗膜と新塗膜の中間層、(E)防水仕様の下地調整、などである。特に「FEP」シリーズはエポキシ樹脂特有の浸透・充填性能を活かし、劣化下地内部まで樹脂を浸透させて下地強度を回復する機能を持つため、長期修繕計画の改修サイクルが過ぎた老朽建物の塗装下地補強に最適である。標準塗布量は0.15〜0.25kg/m²、可使時間4時間程度、乾燥時間6〜8時間。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事で築20年以上経過した老朽建物の塗装改修における下地処理工程で標準採用される。明誠はロープアクセス工法と組合せた既存塗膜診断・剥離試験・最適下地処理仕様の選定で、長期耐久性ある塗装改修を実現する。

