用語集
アレスSPR
読み方
あれすすぷりんぐれじすと
アレスSPR(あれすえすぴーあーる)とは、関西ペイント株式会社が製造・販売する建築用1液型水性アクリル樹脂系下塗材で、「SPR」は「Super Penetration Resin(高浸透性樹脂)」または「Special Primer-Reinforcer(特殊プライマー補強剤)」を意味する商品コードで、下地への深部浸透と補強機能を併せ持つ高機能シーラーである。SPRシリーズの主要用途は、(1)築年数経過の老朽コンクリート建物の塗装改修、(2)チョーキング(白亜化)が進行した既存塗膜面への塗替え、(3)モルタル爆裂補修後の塗装下地調整、(4)クラック注入後の塗装下地調整、(5)下地の脆弱層・粉状化部分の強化、(6)長期メンテナンスフリー仕様での下地強化、などである。アクリル樹脂エマルションを主成分とし、高い浸透性と樹脂含浸による下地補強を実現するため、特に劣化下地・脆弱下地への密着性向上に効果的である。主要性能は、(A)下地深部への浸透、(B)下地表面の強化・補強、(C)後工程の中塗・上塗との層間密着性、(D)水性で低VOC・低臭気、(E)多素材適用、などである。標準塗布量は0.10〜0.20kg/m²(下地吸込み度により変動)、塗装間隔は夏期2時間・冬期4時間以上。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における築20〜30年経過の老朽建物の塗装改修における下地処理工程で標準採用される。明誠はロープアクセス工法を活用した精密な下地診断・剥離試験・最適仕様提案で、長期耐久性ある塗装改修を実現する。塗装業界では下地処理の重要性が広く認識されており、「塗装の品質は下地処理で7割が決まる」とも言われる。

