用語集
アンカー
読み方
あんかー
アンカー(Anchor、英語)とは、英語で「いかり(錨)」を意味する単語で、建築・土木分野では「定着具」「固定具」「支持具」を意味し、建材・部材を構造躯体に固定する金物の総称として使われる広範な用語である。建築分野でのアンカーは、(1)アンカーボルト(基礎と上部構造を緊結)、(2)あと施工アンカー(既存コンクリートへの後施工)、(3)ケミカルアンカー(接着系)、(4)メカニカルアンカー(拡張・締付式)、(5)スリーブアンカー(円筒拡張)、(6)ウェッジアンカー(くさび拡張)、(7)ボルトアンカー(ボルト一体型)、(8)スタッドアンカー(溶接型)、(9)ロックアンカー(地盤への定着)、など多様な形式が存在し、用途・素材・強度・耐震性能・耐火性能などに応じて選定する。「アンカリング」「アンカー打設」と呼ばれる施工技術は、(A)コンクリート躯体への穿孔、(B)孔内清掃、(C)アンカー挿入、(D)締付または硬化、(E)引抜試験、の各工程で品質管理が要求される。日本建築あと施工アンカー協会(JCAA)が施工士資格制度を運営し、第1種・第2種の認定資格者による施工が公共工事等で標準化されている。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事では、外壁補強・タイル落下防止・看板取替・避雷設備更新・空調機更新・ロープアクセス支点設置などで頻繁にアンカー施工が必要となる。明誠はロープアクセス工法のフランチャイズ本部として、加盟店向けのアンカー施工マニュアル整備と教育を行い、業界の安全基準向上に貢献している。

