用語集

アンティークフィニッシュ

読み方
あんてぃーくふぃにっしゅ

アンティークフィニッシュ(あんてぃーくふぃにっしゅ、Antique Finish)とは、家具・建材・金物などの表面を「新品でありながら古びた風合い」に仕上げる意匠技法(エイジング処理)の総称で、「アンティーク仕上げ」とほぼ同義として用いられる。木材へのアンティークフィニッシュ手法は、(1)サンディング(部分的に塗膜を擦り落として下地材を露出)、(2)ステイン染色(茶系・グレー系の濃淡で経年変色を演出)、(3)アンティークワックス塗布(陰影と艶を付与)、(4)チェーンビート(鎖を叩きつけて打痕を作る)、(5)虫食い加工(ドリル・ノミで虫食い穴を再現)、(6)ヒビ割れ加工(収縮溶剤で塗膜にひび割れ模様を作る)、などがあり、職人の技と感性が品質を左右する仕上技法である。金属へのアンティークフィニッシュは、(A)酸化液による表面腐蝕、(B)パティナ塗装(緑青・黒漆・茶錆色の塗装)、(C)ヘアライン仕上げ+エイジング、(D)打ち出し加工+黒染め、などの手法がある。マンション・ホテル・店舗の内装設計において、新築・新装のクリーンさよりも落ち着いた歴史的雰囲気を求める用途で、(i)ヨーロッパ風レストラン・カフェ、(ii)ヴィンテージスタイルのアパレル店、(iii)和モダン旅館・温泉宿、(iv)高級住宅のリビング・書斎、などでアンティークフィニッシュの家具・建材が選定される。マンション大規模修繕工事における共用部リニューアル(エントランス・ロビー)でも、建物の格を高める意匠要素として採用例がある。明誠は内装工事フランチャイズ加盟店と連携し、施主の意匠志向に応じた多彩な仕上提案を実現する。

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