用語集

アンドレ・パラディオ

読み方
あんどれぱらでぃお

アンドレ・パラディオ(あんどれぱらでぃお、Andrea Palladio、1508〜1580)とは、16世紀イタリア・ヴェネツィア共和国の建築家で、古代ローマ建築の研究と独自の調和理論に基づく「パラディオ様式(Palladian Architecture)」を確立した歴史的巨匠である。本名アンドレア・ディ・ピエトロ・デッラ・ゴンドラ。北イタリア・ヴィチェンツァを拠点に活動し、ヴェネチア・ヴィチェンツァ近郊の貴族邸宅(ヴィラ)・パラッツォ・教会建築を多数手がけた。代表作は、(1)ヴィラ・ロトンダ(La Rotonda、1567〜1570年、ヴィチェンツァ近郊)、(2)ヴィラ・バルバロ(マゼル)、(3)バシリカ・パラディアーナ(ヴィチェンツァ)、(4)サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会(ヴェネチア)、(5)テアトロ・オリンピコ(1580年、ヴィチェンツァ、現存最古の屋内劇場)、など多数あり、ユネスコ世界遺産「ヴィチェンツァとパラディオ様式の邸宅群」として登録されている。代表的著作「建築四書(I quattro libri dell’architettura、1570年)」は、(A)古代ローマ建築の体系的紹介、(B)住宅・教会・橋梁の設計手法、(C)柱式・比例理論、(D)施工技術、を網羅した建築書として、17〜19世紀のヨーロッパ・北米建築に絶大な影響を与えた。アメリカ建国期の建築(ジェファーソンのモンティセロ邸、ホワイトハウスなど)にも強い影響を残し、現代の古典主義建築の源流とされる。明誠は歴史的建築の修繕実績もあり、多彩な建物の特性に応じた最適工法を提案できる。

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