用語集
アームストッパー
アームストッパー(Arm Stopper)とは、ドアや開き窓を全開または半開の状態で固定し、風や振動などで意図せず閉まらないようにするための棒状の建築金物の総称で、別名「レバーストッパー」「ドアアームストッパー」「窓アームストッパー」などとも呼ばれる。アームストッパーは、(1)ドアまたは窓の上部または下部に取り付けるアーム(金属製の棒・板状部材)、(2)枠側に取り付ける受け金具(キャッチャー)、(3)アームの折りたたみ・固定機構、で構成され、ドアまたは窓を開いた際にアームが伸び切って受け金具に係止することで、開放角度を維持する仕組みである。閉じる際は、アームの折りたたみ機構を解除することで簡単に閉まる構造となっている。アームストッパーは住宅・オフィスビル・店舗・公共施設・ホテル・病院など、ドアや窓を一時的に開放しておく必要がある建物のあらゆる場所で広く使われており、特に風通しを良くしたい玄関ドア、換気のため開放しておきたい窓、勝手口・サービスドア、店舗のサービスドア、避難経路の防火扉などに採用される。製品の種類は、(A)伸縮アーム式、(B)スライドアーム式、(C)リンク式、(D)ステー式、(E)チェーン式、など多様で、それぞれ動作機構・耐荷重・操作性・意匠性が異なる。代表的なメーカーとしては、美和ロック・ゴール・ベスト・スガツネ工業・ATOM・LAMP・YKK AP・LIXILなどの建築金物・建材メーカーが多種多様な製品ラインナップを展開している。素材はステンレス・アルミニウム・真鍮・スチール・亜鉛合金など、用途・意匠・耐食性要求に応じて選定される。マンション・ビルの大規模修繕工事においては、外部に面するドア・窓の改修工事に伴い、既存のアームストッパーが経年劣化・腐食・破損している場合に交換・新設が行われる。共用廊下に面する玄関ドアのアームストッパーは、火災時の避難経路確保・換気のための開放固定など重要な役割を果たすため、消防法・建築基準法の防火戸基準にも適合した製品選定が必要となる。明誠グループのフランチャイズ加盟店には建築金物・建具工事を専門とする会社も含まれ、アームストッパーの選定・施工・交換にもワンストップ対応できる体制を整えている。

