用語集

イタリアモザイク

読み方
いたりあもざいく

イタリアモザイク(いたりあもざいく、Italian Mosaic)とは、イタリアで発祥・発展してきたモザイク装飾技術およびその完成品の総称で、世界モザイク芸術の頂点を形成する装飾建築・芸術ジャンルである。歴史は古代ローマのフロアモザイク(ポンペイ・オスティア等の発掘遺跡)に始まり、初期キリスト教・ビザンチン時代に華麗な開花を見せた。代表的歴史的モザイクは、(1)ラヴェンナのサン・ヴィターレ聖堂モザイク(6世紀、ユスティニアヌス帝の肖像)、(2)ガッラ・プラチディア廟モザイク(5世紀)、(3)モンレアーレ大聖堂モザイク(シチリア、12世紀)、(4)ヴェネチア・サン・マルコ寺院モザイク(11〜15世紀、東方ビザンチン様式)、(5)ナポリ国立考古学博物館のポンペイ・モザイク収蔵品、などである。素材は、(A)テッセラ(テッセレ、小さな石材片・大理石片)、(B)スマルト(彩色ガラス片、ビザンチン以降の主流)、(C)金箔ガラス(金箔を2枚のガラスで挟み焼成、聖人光輪の表現)、(D)真珠母貝、(E)色付きセラミック、などで、色彩・質感の豊かな表現が可能。現代のイタリアモザイクは、(i)伝統手法を継承する職人モザイク(修復・新作)、(ii)モザイクタイル(小タイルのシート化、施工性向上)、(iii)モザイク学校・スピロガニア(モザイク技術教育)、(iv)公共空間・商業施設のアートワーク、(v)住宅・別荘の装飾、などで多面的に展開される。マンション・ホテル・商業施設の大規模修繕に伴う共用部の意匠リニューアルで、モザイクタイル張りは高級感演出の有効策となり、明誠はタイル工事専門業者と連携した高品質な施工を実現する。

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