用語集
インテリアコーディネーター資格
インテリアコーディネーター資格(Interior Coordinator Qualification)とは、公益社団法人インテリア産業協会が認定する民間資格で、住宅・商業空間のインテリア企画・提案を行う専門能力を認定する国家準資格(民間ながら社会的認知度が高く準国家資格的位置付け)を指す。1983年に試験制度が開始され、約40年の歴史を持つ国内インテリア業界の代表的資格として確立している。試験は年1回、1次試験(10月、学科マークシート160分)と2次試験(12月、論文90分+プレゼンテーション180分)の2段階で行われ、両試験合格者に資格証が交付される。1次試験のみ合格した場合、その後3年間は2次試験のみ再受験可能。受験資格は年齢・学歴・実務経験不問で誰でも受験可能だが、登録後に5年ごとの更新(更新研修受講)が必要。試験範囲は、第一に「インテリア商品と販売の基礎知識」(住宅家具、カーテン、カーペット、壁装材、塗料、照明器具、住宅設備、住宅機器、家庭電器、テーブル・キッチン用品、寝具・寝装品等)、第二に「住宅と住生活の基礎知識」(住生活と住宅、住宅の歴史、住宅の構造、住宅生産、住宅と建築法規等)、第三に「インテリア計画と販売の基礎知識」(住生活とインテリア計画、住空間と各室のインテリア計画、安全性、健康・福祉のためのインテリア計画、インテリアの歴史と様式、設備計画、光環境、音環境、温熱環境、空気環境、色彩計画、人間工学的計画、見積、施工、契約・取引、消費者対応等)に分かれ、極めて広範な知識が問われる。資格取得者は住宅メーカー、家具店、リフォーム会社、ホテル、ディベロッパー、商業施設運営会社、フリーランスなど幅広い分野で活躍しており、現代の住宅・商業空間における意匠提案の質を支える重要な人材資源となっている。明誠フランチャイズの内装工事専門会社では、インテリアコーディネーター有資格者を顧客提案の担当者として配置し、収益不動産オーナー向けの大規模修繕工事の意匠面の付加価値提供を実現している。JCSAでも資格取得支援セミナーを開催している。

