用語集

インテリアゾーン

読み方
いんてりあぞーん

インテリアゾーン(Interior Zone)とは、大型ビル・オフィスビル・商業施設の空調計画において、建物内部の空調エリアを「外部熱負荷の影響を受けるペリメーターゾーン(窓際エリア)」と「外部熱負荷の影響をほとんど受けないインテリアゾーン(建物内部エリア)」に区分した際の「内部エリア」を指す建築設備用語である。建物の空調計画では、外気温度・日射・通風など外部環境の影響を強く受ける窓際から約4〜6mの範囲を「ペリメーターゾーン」、それより内側のエリアを「インテリアゾーン」と区分し、それぞれ異なる空調系統で対応するのが一般的である。インテリアゾーンの熱負荷は主に内部発熱(人間・OA機器・照明・調理機器など)によって構成され、季節を問わず比較的安定した冷房負荷が継続する特徴がある。一方ペリメーターゾーンは、夏季の日射熱、冬季の窓面からの冷気・隙間風、季節変動などの影響を強く受け、冷暖房を時間帯・季節に応じて切り替える必要がある。空調設計においては、インテリアゾーンを「冷房単独系統」または「内部発熱対応専用系統」として独立計画し、ペリメーターゾーンを「冷暖房両用系統」または「ファンコイル・自然換気併用系統」として別系統で計画することで、エネルギー効率を最適化する。代表的な空調方式としては、インテリアゾーンに対しては定風量方式(CAV)または変風量方式(VAV)、ペリメーターゾーンに対してはファンコイル方式・床吹出し方式・放射冷暖房方式・自然換気方式などが組み合わされる。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における空調設備更新では、インテリアゾーン・ペリメーターゾーンの区分を踏まえた最適な設備更新計画の立案が重要である。明誠ではフランチャイズ加盟の管工事・空調工事専門会社と連携し、ZEB(Net Zero Energy Building)対応の高効率空調システムの提案を含めた、エネルギー効率最適化リニューアルを実現している。

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