用語集

インフラDX

読み方
いんふらでぃーえっくす

インフラDX(Infrastructure Digital Transformation)とは、社会インフラ(道路、橋梁、トンネル、上下水道、河川施設、港湾、鉄道、電力、通信、公共建築物等)の計画・設計・施工・維持管理・運用の全段階にデジタル技術を導入し、生産性・品質・安全性・持続可能性を抜本的に向上させる業界・社会変革を指す。日本では「i-Construction」(国土交通省、2016年)、「建設DX推進プロジェクト」「インフラDX推進本部」(2021年設置)などの政策フレームワークの下、官民連携で推進されている。インフラDXの中核技術には、第一に「BIM/CIM(Building Information Modeling / Construction Information Modeling、3次元設計データの統合運用)」、第二に「ドローン・UAV測量」(広範囲を効率的に測量し3D点群データを取得)、第三に「3Dスキャナー」(地上型レーザースキャナー、ハンドヘルドスキャナーによる精密実測)、第四に「AI画像解析」(劣化部位の自動検出、品質検査の自動化、ひび割れ・剥離・錆の解析)、第五に「IoTセンサー」(構造物のリアルタイム監視、振動・温度・歪み・腐食センサー)、第六に「スマート建機」(自動運転建機、半自動制御の建設機械)、第七に「ロボット施工」(溶接ロボット、塗装ロボット、墨出しロボット、運搬ロボット)、第八に「デジタルツイン」(実物インフラと仮想モデルのリアルタイム連携)、第九に「ビッグデータ解析」(維持管理データの統合分析)、第十に「クラウド情報共有」(プロジェクト関係者間のリアルタイム情報共有プラットフォーム)などが含まれる。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事においても、インフラDXの技術導入が進んでおり、ドローン外壁調査、赤外線サーモグラフィー浮き検出、3Dスキャナーによる精密採寸、AIによる劣化判定、施工管理アプリによる工程管理、施工写真のクラウド共有などが標準的に活用されている。明誠でもロープアクセス工法と並行してこれら最新DX技術を導入し、調査・診断・施工の精度向上、品質保証、施工管理の効率化を実現している。JCSAでも建設DX推進セミナーを継続開催している。

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