用語集
ウォシュレット連動換気扇
ウォシュレット連動換気扇(人感センサー連動換気扇)とは、便座への着座を検知してトイレの換気扇を自動的に運転開始・停止する連動制御の換気設備を指し、住宅・ホテル・オフィス・公共施設のトイレに広く採用される現代の衛生・快適性設備概念である。動作原理は、便座に内蔵された人感センサー・体重センサーが着座を検知すると換気扇に運転信号を送り、退席後一定時間(通常3〜5分)の運転継続後に自動停止する。これにより、第一に「臭気の即時排出」(着座中の臭気を効率的に排出)、第二に「省エネ運転」(人がいないときは換気扇が停止し、電力消費を抑制)、第三に「ユーザー操作の不要化」(スイッチ操作の手間を省く)、第四に「夜間の自動運転」(夜間使用時にもユーザー操作なしで対応)などのメリットが得られる。本機能は、ウォシュレット側に人感検知センサー(赤外線センサー・体重センサー)と外部出力端子を備えた高機能モデルが必要で、TOTO「ネオレストAS」「ネオレストRS」、LIXIL「サティス」上位グレード、Panasonic「アラウーノL150」「アラウーノS160」シリーズなどが対応している。換気扇側も連動信号を受信する電源連動入力端子を備えたモデル(Panasonicの「FY-08PD」「FY-08PFL9D」シリーズ、三菱電機の「V-08PCD」「V-15PADC」シリーズなど)が必要となる。配線は便座側と換気扇側を制御線で接続するか、共通電源回路で連動する形式が一般的。マンション・ビル・ホテルの大規模修繕工事における設備更新工事において、トイレの全面リニューアル提案で本連動システムが採用されるケースが増えている。特にホテルの客室・高級マンションの専有部リフォームでは、ユーザビリティと省エネ性能の両立により高い評価を得ている。明誠フランチャイズの設備工事・電気工事専門会社では、ウォシュレット・換気扇の連動配線・配管工事の総合対応が可能で、収益不動産オーナーへの差別化提案を支援している。JCSAでもエネルギー効率・住環境快適性に関する技術セミナーを定期開催し、加盟会社の提案力向上に貢献している。

